プログラミングは、今や私たちの生活のあらゆる面に浸透しています。
我々が日常的に利用している多くのものは、プログラミングによって制御されています。
しかし、プログラミングの世界は多くの人にとって未知の領域であり、理解するのが難しいと感じている方も多いかもしれません。
そこで、本記事ではプログラミングの世界を身近な例を使って解説していきます!
そもそもプログラミングとはか
まず、プログラミングとは何かを簡単に説明します。
プログラミングとは、コンピュータに特定の動作を実行させるための指示を作成することです。
これらの指示は、特定のプログラミング言語を使って書かれます。
例えば、Python、Java、C ++などがあります。
そんなプログラミング言語を用いて、ニーズに合わせたシステムや機械の開発をプログラマーやエンジニアが行っているわけです。
プログラミングが用いられている身近な例
では身近な例を使って、プログラミングとは何かを理解していきましょう。
プログラミングの身近な例:①自動車
最初に取り上げるのは自動車、特に自動車のエンジン管理システムです。
現代の自動車は、エンジン制御ユニット(ECU)と呼ばれるコンピュータによって制御されています。ECUは、エンジンの回転数、燃料噴射量、空気量、温度などを監視し、最適な動作を実現するための制御を行います。
これらの制御は、プログラミングによって実現されています。
エンジンの回転数を制御するために、プログラマは「回転数を監視し、必要に応じて燃料噴射量を調整する」といった指示を作成します。
プログラミングの身近な例:②スマートフォンアプリケーション
次に、スマートフォンアプリケーションを例に挙げてみましょう。
スマートフォンアプリケーションは、ユーザーインターフェース、データ処理、ネットワーク通信などの機能を提供するために、プログラミングによって作成されます。
例えば、メッセージングアプリケーションでは、ユーザーがメッセージを送信しようとすると、アプリケーションはそのメッセージをサーバーに送信する必要があります。
このために、プログラマーは通信プロトコルを定義する指示を作成し、ネットワーク通信を行うためのライブラリを利用します。
プログラミングの身近な例:③家電製品
また、家電製品にもプログラミングが使われています。
例えば、エアコンの自動運転モードでは、プログラマが特定のルールに従ってエアコンの動作を制御する指示を作成します。
エアコンは、外気温や湿度、部屋の温度などを監視し、プログラムに応じて自動的に運転モードを切り替えます。
このように、家電製品にもプログラミングが使われ、私たちの生活をより便利にしています。
これらの例からわかるように、プログラミングは私たちの生活に密接に関わっており、身近な例を使って理解することができます。
また、プログラミングは単なるコードの書き方ではなく、プログラマが特定の動作を実現するためのロジックを考えることが重要です。そのため、プログラミングは論理思考力を養うことにもつながります。
プログラミングが現代に与える影響
プログラミングが現代社会に与える影響は大きく分けて4つあります。
- 生活の利便化
- ビジネスの発展
- 文化の生成
- 社会的課題の発生
1つずつどういうことか解説していきます。
プログラミングによって生活が利便化されている
まず、プログラミングによって、私たちの生活の様々な面で利便性が向上しています。
例えば、スマートフォンアプリによって、飲食店の予約やタクシーの手配が簡単に行えるようになりました。また、オンラインショッピングも普及し、家から出ることなく必要な商品を手軽に購入できるようになりました。
これらのサービスを提供するためには、プログラマーが開発したアプリやWebサイトが必要不可欠です。
ビジネス面にもプログラミングが影響を与えている
また、プログラミングによって、ビジネスの世界でも大きな影響が出ています。
例えば、ビッグデータ解析によって、企業は市場の動向や顧客のニーズを把握し、適切な戦略を立てることができます。
また、AI技術を活用することで、製造業や物流業の生産性を向上させることができます。
プログラミングが文化やコミュニティを形成
さらに、プログラミングは新しい文化やコミュニティを生み出しています。
オープンソースソフトウェアの開発や、GitHubなどのプログラマー向けのSNSは、世界中の人々が協力して新しいソフトウェアを開発するための場を提供しています。
また、プログラミング教育に力を入れる活動も増えており、子供から大人まで、誰でも学ぶことができるようになっています。
一方、プログラミングが社会に課題を作ることも
プログラミングには社会的な課題も存在しています。
例えば、AI技術の進歩によって、人工知能による自動化が進み、労働市場の変化や雇用問題が起こっています。
また、プログラマーによって開発されたアルゴリズムが、偏見や差別的な傾向を持っていることがあり、それが社会的な問題を引き起こすこともあります。
プログラミングの今後の行く末について
少し真面目な話を少々させていただきます…(笑)
前述の通り、プログラミングは現代社会に多大な影響を与えています。
私たちは、その影響を理解し、適切に活用することが求められています。
また、プログラミング教育がますます重要になっていることも、上記の内容から理解できると思います。現代社会において、ITリテラシーは必須のスキルの一つとなっています。
しかしながら、プログラミング教育の普及はまだまだ不十分です。
多くの学校や地域では、プログラミングを教えるカリキュラムがまだ整備されていません。また、教員のスキル不足や、設備の不足などの問題もあります。
このような課題を解決するためには、教育現場や政策立案者が、プログラミング教育についてより重視し、投資する必要があります。
また、プログラミング教育においては、学ぶことが楽しく、わかりやすい教材や教育方法が必要です。
そのためには、教育分野とIT業界が連携し、プログラミング教育に取り組むことが求められます。
正しいプログラミング知識を身につけて生活を豊かにしよう
最後に、プログラミングが身近な存在であることを、改めて認識する必要があります。
私たちの日常生活に欠かせないITサービスやアプリケーションは、プログラミング技術の集大成です。
私たちが、より快適で便利な生活を送るためには、プログラミングに対する理解と興味が必要です。
そして、その理解を深めることが、私たちの将来につながることを忘れてはいけません。
株式会社エドモンドのYouTubeチャンネル
エドモンドの運営するYouTubeチャンネル「プログラミング教育チャンネル」「ぷろぷろ」。
子供向けプログラミングスクールということで、”マインクラフト”をマテリアルにエドモンドなりにプログラミングを超解釈し、わかりやすい初歩的なプログラミングを実践しています。
▼「プログラミング教育チャンネル」
https://www.youtube.com/@user-wk5nl1rp2h
▼「ぷろぷろ」
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