- 「プログラミングの学習はどのようにすればいいの?」
- 「プログラミングの学習を最短距離で進めたい」
- 「プログラミングは独学でも身につけられる?」
本記事では上記の疑問や要望などにお応えします。
プログラミング学習に興味がある方の中には、どのように勉強すればよいのかわからず困っている方も多いでしょう。
ロードマップ通りに勉強すれば、遠回りをせずに効率的にプログラミングを身につけられるでしょう。
今回は、プログラミング上級者までのロードマップを具体的に解説します。
最後まで読めば、プログラミング学習の進め方で迷うことがなくなります。
プログラミングは独学でも身につけられる
プログラミングを習得するのは難しい印象を持っている方も多いかも知れませんが、独学でも可能です。
独学でプログラミングを身につけるには、最初に以下の環境を整えることがポイントです。
必要なもの | 具体的な内容 |
パソコン | WindowsかMac・8GB以上のメモリがあるもの・COREi5以上のCPU |
ブラウザ | Google Chromeが定番 |
インターネット環境 | 光回線、モバイルWi-Fi、テザリングから選択 ・光回線:スピードが早く安定している ・モバイルWi-Fi:容量が小さいと動作が遅くなるが、どこでも学習できる ・テザリング:スマホの電源が切れると利用できなくなるが、場所に関係なく学習できる |
エディタ | テキストコードを入力するソフトウェア・文字の入力や検索が早くできる |
環境を整えたあとは、ロードマップどおりに学習を進めていくとよいでしょう。
やみくもに学習を進めると、壁にぶつかったときに解決できなかったり、成長を実感できなかったりして挫折する可能性が高くなります。
独学で勉強をする方ほど、最初の準備や手順の確認などをしっかりしておけば、プログラミング学習を継続し、成果につなげやすくなるでしょう。
プログラミング上級者までのロードマップ
挫折する人が9割いるといわれるプログラミング学習においては特に、習得するまでの手順にも気を配ることが望ましいです。
プログラミング初心者から上級者になるまでの完全ロードマップは以下の通りです。
- 目標を明確にする
- プログラミング言語を選択する
- 基礎を勉強する
- アウトプットする
- フレームワークを学習する
- オリジナルのアプリを作る
ここから具体的に解説します。
プログラミング上達のロードマップ①目標を明確にする
プログラミング初心者はまず、プログラミング学習する目標を明確にしましょう。
目標を明確にすることで、どのプログラミング言語を学習するのか決定したり学習計画をたてたりしやすくなるためです。
「なぜプログラミングを学習したいのか」「プログラミングを学んで何を作りたいのか」などを考える前に、とりあえず始めたいと考える方もいるかも知れません。
ゴールがはっきりしていないと途中で挫折する可能性が高くなることから、最初に自分と向き合う時間を設けるのが望ましいです。
プログラミングを通して作れるものとしては、Webサイトやスマホのアプリ、AIやロボットなどさまざまなものがあげられます。
プログラミング上達のロードマップ②プログラミング言語を選択する
目標を明確にできたら、次はプログラミング言語を選択する段階になります。
プログラミング言語とはプログラムを書くときに使用する言葉のことで、数百種類以上あるのが特徴です。
作るものによって使用するプログラミング言語は限られ、一例は下記のとおりです。
制作するもの | 主に使われるプログラミング言語 |
Webアプリ(インターネットのブラウザで使える) | ・JavaScript・PHP・Ruby・Python |
スマホアプリ(スマホ上で使える) | ・Kotlin・Java・Swift |
パソコンアプリ(パソコン上で使える) | ・C#・Swift |
ゲーム | ・JavaScript・C#・C++・Swift・Ruby |
初めてプログラミングを学習するときには、優先して学習するとよいプログラミング言語があり、比較的簡単に習得でき応用が効きます。
最初に学びたいプログラミング言語は以下のとおりです。
HTML | ・ウェブページの骨組みとなる ・タイトルや段落などを作り、文書を読みやすくする |
CSS | ・ページの見栄えをよくする ・文字の色や行間などを変更できる |
jQuery | ・ページに動きをつける ・Web業界の発展に最も貢献したライブラリだといわれている |
上記のプログラミング言語を最初に学んでおけば、初心者でも簡易的なWebサイトを作れるようになり、自信をつけられるでしょう。
プログラミング上達のロードマップ③基礎を勉強する
プログラミング言語を決めたら、まずは基礎を勉強するのがポイントです。
プログラミングの基礎を学習するにはさまざまな方法があり、具体的には以下の通りです。
学習方法 | 具体的な内容 |
学習サイト | 動画や文章などを通して、独学に近い方法で学習する ・基本的な内容に関して無料で利用できる ・わからない点を質問できるケースもある ・Webブラウザから学習できるものであれば、空いた時間で勉強しやすい |
本で独学 | 出版されている本を読み、アウトプットする ・本代のみで学習できることから、最も気軽に始められる ・勉強時間を長期間確保できる方に向いている ・わからない点は自分で解決する必要がある |
スクール | 最も費用がかかるものの、短期間で習得できる可能性がある ・転職のサポートを受けられるケースもある ・一緒に勉強する仲間ができ、切磋琢磨しあえる ・講師から直接指導してもらえ、わからない点をすぐに聞ける |
いずれにしても長所と短所があり、プログラミングを学習する方によってどの学習方法をとるのが最適かは変わります。
各特徴をよく理解したうえで、自分に合うものを選択するとよいでしょう。
プログラミング上達のロードマップ④アウトプットする
プログラミングの基礎を学んだあとは、実際にやってみるのが効果的です。
エディタにコードを書くことで、頭のみでなく体で理解できます。最初はWebサイトや本などに書いてあるサンプルコードをそのまま書き写すとよいでしょう。
写経といわれており、プログラミング言語の初心者の方が学習するときに最適な方法となっています。写経を通して、Webサイトはどのようなコードによって成り立っているのかがわかります。
ただ書き写すよりも、意味を調べながらするとより効果的です。
写経を繰り返したあとは、公開されているWebサイトのみを見て自分でコードを書くとよいでしょう。間違っている箇所に気づきやすく、効率的に学習を進められます。
プログラミング上達のロードマップ⑤フレームワークを学習する
続いては、フレームワークを学習する段階です。
フレームワークとはシステム開発のサポートをしてくれるもののことで、便利な機能などが使えます。
フレームワークを学ばなくてもプログラミングはできるものの、習得しておくと効率的に作業しやすくなります。
プロの仕事現場でフレームワークを使うケースもあることから、学んでおくのが望ましいです。
言語ごとに学んでおくとよいフレームワークは異なり、具体的には以下の通りです。
- JavaScript:Vue.is
- PHP:Laravel、CakePHP
- Ruby:Ruby On Rails
- Python:Django
開発したいものによって、適したフレームワークは異なることを理解しておくとよいでしょう。
プログラミング上達のロードマップ⑥オリジナルのアプリを作る
フレームワークについて学んだあとは、実際にオリジナルのアプリを作ってみましょう。
オリジナルのものを作ることで、プログラミングスキル向上や知識定着などの効果が期待できるためです。
転職するときのポートフォリオとして会社に提示することも可能で、実務経験なしでプログラマーとして働きたい方には特にメリットがあります。
思いつきで始めるのではなく、アプリを開発する前には以下の点を押さえるのがポイントです。
- どのようなアプリを開発したいのかイメージする
- 設計通りのプログラムを書く
- 完璧を目指さない
普段の生活の中で、不便さを感じるものに関連するアイディアを出すのが1つの方法です。
大規模な設計ではなく、最低限の機能のみに限定すると途中で挫折しにくくなります。
完璧なものを設計することを目指すのではなく、公開することを目標にするとよいでしょう。
プログラミングを学習するときはロードマップを描いてから始めましょう!
プログラミングを学習するときは、ロードマップどおり進めると効率的であることに関して解説してきました。
本記事のまとめは以下の通りです。
- プログラミングは独学でも習得することが可能で、準備をしっかりしたうえでロードマップどおりに進めることがポイントである
- プログラミングを学習するときのロードマップは、目標を明確化し、プログラミング言語を決定する順番で進むのが特徴である
本記事を参考に、プログラミング学習のロードマップに関して理解し、安心してプログラミング学習をスタートしていただければ幸いです。
株式会社エドモンドのYouTubeチャンネル
エドモンドの運営するYouTubeチャンネル「プログラミング教育チャンネル」「ぷろぷろ」。
子供向けプログラミング教室ということで、”マインクラフト”をマテリアルにエドモンドなりにプログラミングを超解釈し、わかりやすい初歩的なプログラミングを実践しています。
▼「プログラミング教育チャンネル」
https://www.youtube.com/@user-wk5nl1rp2h
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