今回は、スプライトを放物線状に動かすためのプログラムを紹介します。
大砲などで弾を撃ったり、ものを投げる動きを作るときなどに必要になります。
声ありの詳しい解説はこちらをご覧ください。
プログラムの紹介
このプログラムを放物線状に動かしたいスプライトに入れるだけです。
プログラムの流れ
・スペースキーが押されたとき、弾が表示され、スプライト1(弾を飛ばすスプライト 例:大砲、ものを投げるキャラ)の場所へ行く。
・「上にあがる量」を 20 にする。
※この数字が大きいと山なりで飛距離が長く、0に近いと平らで飛距離が短い。
・端に触れるまでの間、
x座標を 10 に、y座標を「上にあがる量」変える。
その後、「上にあがる量」が 1 減る。
を繰り返す。
・端に触れたら隠れる。
端につくまでの繰り返しの間、弾がどんな動きをしている?
横に進む長さは変わらない(今回は10)
縦に進む長さは、
最初は上方向(20)で、だんだん短くなる(1ずつ減っていく)
途中で「上にあがる量」が 0 になる(頂点)
その後は「上にあがる量」がマイナスになるため、下方向になり、だんだん長くなる(1ずつ減っていく)
この動きが連続することによって、放物線を描くようになっています。
おわりに
放物線の仕組みは理解できましたか?
上にあがる量や、x座標をいくつずつ変えていくかなどを色々な数字に変更してみて、自分好みの放物線を見つけてください!
ぜひScratchでのゲーム作りに使ってみてくださいね。
それでは!
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