キーボードをつかってスプライトを左右にうごかそう!【Scratch】

Scratchでいろんなゲームを作るとき必要(ひつよう)な、キャラクターをうごかすプログラムをしょうかいしようと思います。

今回(こんかい)は、キーボードの右と左のやじるしで、左右にうごくプログラムをつくってみましょう。

動画(どうが)でせつめいしているものもあるのでそちらも見てみてください。

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左右にうごかすには

まずはじめに、左右にうごかすにはこのブロックをつかってみましょう。

いきなり「ざひょう」というむずかしい言葉(ことば)が出てきましたが、そんなにむずかしく考えなくてもいいです。

じゃあこれをどうやってつかえばいいかですが、まずはこのようなプログラムをつくって、🏁マークをおしてみましょう。
※🏁がおされたときは「イベント」にはいっています。

右にすこしだけうごきましたか?

じゃあつぎは「10」のところを「-10」にかえて🏁をおしてみましょう。
※ -(マイナス)は 0 の右にあるキーでうてます

どうですか?
こんどは左にうごきましたね?

「ざひょう」は中学生になってから勉強(べんきょう)するものですし、くわしく分かってなくてもまだだいじょうぶです。

とりあえず、xざひょうをふつうの数字(3、10、200など)だけうごかすと右に、マイナスの数字(-1、-10、-123など)だけうごかすと左にうごくんだなーと思っといてもらえればOKです!

キーボードでうごかすには?

さて、じゃあつぎはキーボードでうごかせるようにするにはどうすればいいのでしょうか?

いろいろなやり方がありますが、まずはこれを使ってみましょう。「イベント」に入っています。

このブロックを🏁がクリックされたときといれかえてください。

それではスペースキーをおしてみてください。

※スペースキーはキーボードのまんなかのしたの方にある長いキーです。

 

うごきましたか?
これでキーボードでうごかすにはどうすればいいかが分かりましたね。

やじるしキーでうごくようにしよう

ではやじるしキーでうごくようにしてみましょう。

ここをクリックしてみてください。

するとこのようなウィンドウが出てきます。

この中から好きなキーをえらんで、そのキーをおせばうごいてくれるように設定(せってい)できます。

今回(こんかい)は「みぎやじるし」をえらびましょう。

では、キーボードの右やじるしキーをおしてみましょう。
ちゃんとうごけばOKです!

同じように、左にうごくプログラムもつくってみましょう。

このようになっていればOKです!

しっかり左右にうごいてくれますね!

もっとスムーズにうごいてほしい!

左右にうごかすプログラムがかんせいしました!

ただ、うごかしていてなにかかんじませんでしたか?

すこしカクカクうごいたり、長おししても最初(さいしょ)はちょっとずつしかすすまなかったりします。

では、もっとスムーズにうごくようなプログラムをしょうかいします。

まずはこの「もし○なら」というプログラムをさがしましょう。「せいぎょ」にあります。

これは○に入っていることがおきたときに中にあるプログラムがはつどうするというものです。

ではつぎに「しらべる」の中にある「スペースキーがおされたとき」というブロックを、○のところに入れちゃいましょう。

そしてスペースキーのところを右やじるしにかえてみましょう。

さいごに、この中にxざひょうを10ずつかえるをいれてください。

さあこれでブロックに書いているとおり、
「もし右やじるしキーがおされたら、右にうごく」
というプログラムができました。

これを🏁がクリックされたときにつけて、🏁をおしたあとに右やじるしをおしてみましょう!

どうですか?
これ実はうごかないんです。
つぎはその理由(りゆう)とどうしたらいいかを説明(せつめい)します。

右にうごかない! その理由(りゆう)と直しかた

ではなんでうごかないんでしょうか。

ためしに🏁をおすのと同じタイミングで右やじるしキーをおしてみてください。

たまにうごいたりしますか?

このプログラムだと🏁がおされたしゅんかんに右やじるしをおさないとうごかないことになってしまっているんですね。

今つくりたいプログラムは🏁がおされた(ゲームがはじまった)あとは、いつ右やじるしをおしても右にうごいてくれるというものです。

そこでつかうのがこの「ずっと」というブロックです。

これでさっきのプログラムをはさんでみましょう。

これを🏁がおされたときにつけて、やってみましょう。

ちゃんとうごきましたか?
もしうごかなかったらもういちど🏁をおしたりしてからためしたりしてみましょう。

まえのプログラムよりスムーズにうごきますね!

「ずっと」があるといけるのはなんで?

今回(こんかい)つくったプログラムがどういうものかと言うと

「🏁がおされた(ゲームがはじまった)ら、そのあとはずっと右やじるしがおされたら右にいくというプログラムが発動(はつどう)している」

みたいなかんじですね。

なので🏁をおしたあとなら、いつでも右やじるしをおせば右にいってくれます。

左にうごくプログラムもつくってみよう

では左にうごくプログラムもつくってみましょう。

右にうごくプログラムとほとんど同じです!

「右やじるし」が「左やじるし」にかわって、
「xざひょうを10ずつかえる」が「xざひょうを-10ずつかえる」にかわります。

この2つがあれば、右やじるしキーをおせば右に、左やじるしキーをおせば左にいってくれます!

ちなみにこの2つのプログラムは合体(がったい)して1つのプログラムにすることができます。

「ずっと」の中に、右の「もし」と左の「もし」をならべてあげればOKです。

これで、左右にうごかすプログラムのかんせいです!

まとめ

  • 左右にうごかすには「xざひょうを○ずつうごかす」をつかう。
  • キーボードでうごかすには「○キーがおされたとき」や「ずっと + もし○キーがおされたなら」をつかう

今日おぼえたプログラムでキャラクターを自分でうごかせるゲームをつくってみてください!

やってみよう!

問題①

上下にうごかすプログラムをつくってみよう!

ヒント

  • 上下は「xざひょう」ではなく「yざひょう」をつかう
    数字を「10」や「-10」にかえてみて、上下のどっちにうごくか確認(かくにん)してみよう!
  • 左右にうごかしプログラムとかなりにているぞ。
    わすれてしまったら、このページをよくよんで確認(かくにん)しよう

 

問題②

いろんなキーでいろんなことをするプログラムをつくってみよう!

ヒント

  • やじるしではない好きなキーでつくってみよう。
    「スペース」や「a」、「1」などなんでもOK!
  • どんなうごきをするかも自由(じゆう)!
    「こんにちは!という」や「15どまわす」などなんでもOK!

 

 

答え

こういうのもできるという例(れい)なので、いっしょじゃないとダメというわけではないよ。

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